半年ごとに自分の姿を写真に収めルックブックとしてホームページに掲載させて頂いています。
 そしてシーズンごとに父親に似てくるわが身を見ては、少しうれしくなったり悲しくなったりしています。
 写真に写る父で思い出すのは、実家に飾ってある父の若い頃の写真です。
 腕まくりしたシャツを颯爽と着て煙草を片手に格好つける父、なるほどこの時代はタバコというものは恰好いいアイテムだったのだな、
 若々しい父はエネルギーに満ちて明るい未来への期待が感じられます。
 今の私はと言えば写真の父の年齢をはるかに超えて、そろそろリタイヤを考える年齢になってきています。
 当たり前のことですが年と共に容姿は衰えて、髪の毛は白くなり、疲れが見え隠れします。
 もしこれでお洒落をしなかったらと思うと暗澹たる気分になります。
 「年を取れば取るほどお洒落はするべき、着るものにお金を掛けるべき、お金を掛けられなければ気を掛けるべき、若者はジーンズにTシャツでいいのだ。」
 私の先輩の言葉です。
 本当にその通りだなと思います。
 これを読んでいるあなたがおいくつかはわかりませんが、いつまでもお洒落をする気持ちを忘れずにいることはとても大切なことなのです。
 そんなあなたのご参考に、2024年秋冬のルックブックをご覧ください。














 
  
 